活動レポート

研修会

2024秋の研修会を開催しました

2024年11月20日(水) 2024秋の研修会
基調講演Ⅰ『僕は諦めない~がんとの共病生活~』ニーナ・ヒデヒコ氏

2014年大腸がんに罹患、その後膵臓、肝臓、腹膜播種、脳など7つのがんを持つ男としてYouTubeでも発信されていらっしゃいます。

 

 

元保険募集人でもありサバイバーでもあるということで保険を給付する側、給付してもらう側の両方を経験している立場からお話していただきました。たくさんのがんの先人から色々のアドバイスをもらう中で希望を持ち過ごすことができたと言います。

 

ニーナさんの考えるに「思考力」「情報力」「経済力」の3つの力をうまく活用したほうが元気にすごしているとのことです。前向きであること、どこでどんな治療をしてもらえるのか、納得して治療することが大事、丸投げでなく患者と先生と二人三脚が大事。

そして、どこでどんながんが見つかるか、どこで治療が終わるかわからないので、最大限生きる為の治療をするためには保険が必要であることを身をもってお話されていました。

 

フィランソロピーではNPO法人『愛知こどもホスピスプロジェクト』より副代表の佐々木美和氏にお話をしていただきました。

 

理念:存分に生きるを、一緒に。

 

 

 

こどもホスピスとは、生命を脅かされる病気や障害のあるこどもときょうだい・家族の第2のわが家として、終末期だけでなく発病時から継続して願いを叶え、存分に楽しい時間を過ごすことのできる場所のことです。

 

 

 

全国で大阪と横浜の2ヶ所しかなく、愛知県にも!と活動されています。

 

JAIFA愛知県協会より10万円を寄贈。土屋会長から手渡されました。

 

基調講演Ⅱ『人生を楽しくする方程式』ピーター・フランクル氏

数学者として、また大道芸人として活動されていらっしゃるピーター・フランクル氏にお話いただきました。

ステージから観客席まで降りてきて、来場者を巻き込みながら数学の素晴らしさを魅せていただきました。

ピーター氏曰く人生を楽しく生きるコツとしてコミュニケーションや聞き上手が大事だという。

また、過程を楽しむと人生が楽しくなると仰っていました。友人と一緒に観るサッカーの試合で例えると、試合の結果が失敗で終わったとしてもその試合中、友人と共に過ごせた時間を楽しめば人生が楽しくなるという。

結果より過程を楽しめば人生が楽しくなるというピーター氏の方程式、来場者の皆さまにたくさんの気づきを与えてくれた素晴らしいご講演でした。